ホンダのビートです。
なんてかわいい車なんでしょう。

エアコンが効かなくて入庫です。

この年代になると、エアコンが効かない原因は、たくさんあります。
ひとつひとつ丁寧に見ていきます。

エアコンのシステム全体。



室内のエバポレーター
エバポレーターは、冷気をためておくもので、ここにファンの風が当たると冷たい風がでます。
よく、エアコンをかけると、下から、水が落ちていますが、
このエバポレーターの冷気が湿気となって、車の下に落ちているんです。

下の画像は、検知器を使って、ガスが漏れていないか調べています。



クーラーコンプレッサー
クーラーガスを圧縮して冷気を作ります。
ここから出た冷気がエバポレーターに送られます。
エアコンをかけて異音がする時は、このコンプレッサーが破損しています。



エアコンのレシーバータンク・パイプ類
レシーバータンクは、クーラーのシステム内にある水分を除去します。
これがしっかり作動していないと、システム内が錆びてしまい、総取り替えになります。



クーラーガスは、この、コンプレッサーとエアコンパイプから漏れています。
コンプレッサーは、純正部品がありますが、エアコンパイプは在庫もなく、製造中止です。

でも、心配ありません!
エアコンパイプは制作できますので大丈夫です。
さぁ、今から部品代金を調べて、お客様に連絡です。

今日は、エアコンディ。
エアコン診断のお車がどんどん入庫します。

診断結果を連絡して、早速修理に入ります。
修理には、時間がかかりそうですので、代わりの代車をご用意。
慣れない車ですけど、今しばらくお待ちください。


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