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エアコンの効きが悪い!その原因はオリフィス?|アウディA4(8DAEBF) [エアコン・ヒーター]

つくつくぼうしや赤とんぼ、夜になるとスズムシが鳴いて、随分秋めいてきました。
今日は、十五夜だそうです。
それも満月。

「十五夜」は「満月」。
そう思っていましたが、そうだとは限らないんですね。・・・知らなかった。
せっかくなので、今日は、早めに仕事終わって、
子どもらとまんまるお月でも見ながらウサギでも探そうかなぁ。


さて、9月に入り、エアコン修理の依頼もだいぶ減りましたが、
そんな中で、ちょっと変わったエアコン修理がありましたのでご紹介いたします。

それは、アウディA4(8DAEBF)です。

アウディA4(エアコン修理) 001.jpg

症状は、センターの吹き出し口は冷たい風が出て、外側の吹き出し口はぬるい風が出るということ。

この年代の欧州車やキャデラックも確かそうだったと思いますが、
クーラーガスが入っていて、低圧も高圧も問題なく、
「エアコンの効きが悪い!」という症状が出た場合、
オリフィスの詰まりが考えられます。

オリフィスとは、国産車でいうとエキスパンションバルブと同じ役割です。
エアコンは、この部分で、液冷媒を一気に噴射し、エバポレーターを冷やすことで冷たい風を発生させます。
このオリフィス(エキスパンションバルブ)は、とても小さい穴ですので、詰まりやすい個所となります。

ただ、ここのつまりは、オリフィスだけで問題が解決されるとは限りませんし、
他の原因や、再発する可能性も考えられます。

とは言っても、まずはオリフィスを点検し交換します。

通常、国産車の場合、エキスパンションバルブは、エバポレーターか、その周辺についています。
・・・がこのオリフィスは、機能的にクーラーコンデンサからエバポレーターの間についている事はわかりますが、どこについているか明確な資料がありません。
そこで、パイプをたどり捜す必要があるわけです。

アウディA4(エアコン修理) 006.jpg

このアウディの場合は、バッテリーの下にありました。
下の外れているパイプ部分になります。

そのパイプを外したのがこれ、

アウディA4(エアコン修理) 002.jpg

そして、その中に入っているオリフィスを引っこ抜きます。

アウディA4(エアコン修理) 004.jpg

どうですか?汚れているのが解りますよね。
下の写真で、新品のオリフィスと比べてください。
ちなみに、パイプの中も汚れが固着しています。

アウディA4(エアコン修理) 008.jpg

オリフィスを交換し、パイプ内を洗浄、さらに、冷媒を綺麗にするレシーバータンクも交換し、エアコン修理完了です。

アウディA4(エアコン修理) 009.jpg

輸入車のエアコン修理も賜ります。お気軽にお問い合わせください。
052-902-3167

エアコン修理はこちらから!!










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