川田自動車ブログへようこそ!車の故障・修理・車検、その他クルマのことについて、メール又はお電話052-902-5566にてお気軽にお問い合わせ下さい。
5MTのbB(NCP31)クラッチ交換|フライホイール研磨 [ミッション・クラッチ]
へぇ~、bB(NCP31)のクラッチ交換?
bBの、ミッション車って珍しいね。
(これが、エンジンから取り外したミッションです。)
珍しいどころか、bBにはミッション車はありません。
実は、このbB、オートマをヴィッツの5速ミッションに載せ替えてあります。
今回の依頼は、強化クラッチが滑ったので、
ついでに、ノーマルクラッチに戻し、乗りやすくしたいとのご注文をいただきました。
こちらが取り外したメタルクラッチです。
クラッチカバーの歪、解りますか?
ディスクとの接地面がひどく消耗しています。
これらの、クラッチディスクと、クラッチカバー、クラッチベアリングの3点は、
ノーマルの新品に変更します。
そして、エンジン側についているフライホイールは研磨することにしました。
ここからは、フライホイール研磨の様子です。
下の写真が旋盤にセットされたフライホイールです。
フライホイールの表面は所々焼けていて、ひずみが出ています。
このままだと、ディスクの摩擦力が低下し、クラッチの滑りやジャダが起こりやすくなります。
そこで、この機械を使って、フライホイールとディスクとの接地面を研磨し平らにします。
研磨する上で気を付ける点は、
フライホイールには、ディスクとカバーの接地面に、高さが違うものがあります。
(平らなものもあります)
今回のこのフライホイールにも、
中央のキラキラした面(ディスクが当たる個所)と、
その回り、クラッチカバーが取り付く面(丸い穴がたくさんあいている個所)に0.4mmの段差があります。
ですので、まずは、センターのディスクが当たる面を研磨してから、
外のカバーが付く面を研磨します。
それでは、研磨の様子をご覧ください。
徐々に歪がなくなっていく様子、解りますよね。
内側の面が終わると、
研磨した厚みを計測し、
今度は、その分だけ、外側を削ります。
両方の面の研磨が終わり、
その、段差をマイクロメーターで計測。
ピッタシ、04mmの段差できました。
(このフライホイールは軽量フライホイールです)
今回、研磨した厚みは、0.2mmです。
この研磨して平らになったフライホイールをエンジンに組付けると、
こんな感じになります。
この上から、先ほど、紹介した、クラッチディスク、クラッチカバーを取り付け、
エンジンにミッションを合体させたら完成です。
クラッチ・ミッション修理についてはこちらから!!
bBの、ミッション車って珍しいね。
(これが、エンジンから取り外したミッションです。)
珍しいどころか、bBにはミッション車はありません。
実は、このbB、オートマをヴィッツの5速ミッションに載せ替えてあります。
今回の依頼は、強化クラッチが滑ったので、
ついでに、ノーマルクラッチに戻し、乗りやすくしたいとのご注文をいただきました。
こちらが取り外したメタルクラッチです。
クラッチカバーの歪、解りますか?
ディスクとの接地面がひどく消耗しています。
これらの、クラッチディスクと、クラッチカバー、クラッチベアリングの3点は、
ノーマルの新品に変更します。
そして、エンジン側についているフライホイールは研磨することにしました。
ここからは、フライホイール研磨の様子です。
下の写真が旋盤にセットされたフライホイールです。
フライホイールの表面は所々焼けていて、ひずみが出ています。
このままだと、ディスクの摩擦力が低下し、クラッチの滑りやジャダが起こりやすくなります。
そこで、この機械を使って、フライホイールとディスクとの接地面を研磨し平らにします。
研磨する上で気を付ける点は、
フライホイールには、ディスクとカバーの接地面に、高さが違うものがあります。
(平らなものもあります)
今回のこのフライホイールにも、
中央のキラキラした面(ディスクが当たる個所)と、
その回り、クラッチカバーが取り付く面(丸い穴がたくさんあいている個所)に0.4mmの段差があります。
ですので、まずは、センターのディスクが当たる面を研磨してから、
外のカバーが付く面を研磨します。
それでは、研磨の様子をご覧ください。
徐々に歪がなくなっていく様子、解りますよね。
内側の面が終わると、
研磨した厚みを計測し、
今度は、その分だけ、外側を削ります。
両方の面の研磨が終わり、
その、段差をマイクロメーターで計測。
ピッタシ、04mmの段差できました。
(このフライホイールは軽量フライホイールです)
今回、研磨した厚みは、0.2mmです。
この研磨して平らになったフライホイールをエンジンに組付けると、
こんな感じになります。
この上から、先ほど、紹介した、クラッチディスク、クラッチカバーを取り付け、
エンジンにミッションを合体させたら完成です。
クラッチ・ミッション修理についてはこちらから!!
<ブログ提供先>
株式会社川田自動車 車検整備工場
〒462-0011愛知県名古屋市北区五反田町83
フリーダイヤル 0120-142857
tel:052-902-3167
fax:052-902-3176
E-mail information@g-kawada.com
ブログに記載されている写真などの無断複製・無断転載を禁じます。
Copyright 2011 -KAWADA GROUP- All rights reserved.
コメント 0