三菱のGDIエンジンは、日本初の直噴エンジンとして知られています。
環境にも優れ、燃費もパワーも上がるといわれ高い評価を受けていました。
当時、日本カー・オブ・ザ・イヤーも受賞。

ただ、当時の三菱直噴GDIエンジンは、不具合も多く、そのひとつに黒煙の問題があります。

今回、ご入庫いただきました、このシャリオグランディス(GF-N84W)にもGDIエンジンが搭載されています。
3000回転から4000回転までエンジンを空ぶかしすると、
「えっ、これもしかしてディーゼル車?」(いまどき、黒煙をもうもうと上げているディーゼル車は少ない)
と、疑いたくなるような状況です。

この原因はいくつか考えられますが、そのひとつにガソリンが完全燃焼せず、
その生ガスが燃焼室で蓄積、スラッジとなってこびり付いてることが上げられます。

そこで、今回、弊社自慢のエコパワーを施工することに。


まずは、スロットルボディを分解洗浄。
ちなみに、1年ほどまえ、分解洗浄していますので、それほど汚れていませんでした。

そして、下の写真。
これは、ワコーズのレックスを添加しているところです。




これで、燃焼室にレックスを直接添加し、こびり付いたカーボンを溶かし除去しようというもの。
エンジンをかけながら、レックスを少しずつ添加します。
点滴のように、レックスが落ちて行きます。

さらに、ガソリンタンクには、ワコーズのフューエルワンを。
そして、エンジン内部には、スピードマスターのフラッシュマジックを。

即効性のあるものと、時間をかけて洗浄するものを掛け合わせ、
燃焼室とエンジン内部の汚れをじわじわと落とします。


下の写真は、一気に4000回転まで上げたとき、マフラーからの黒煙を確認した画像です。

うぅ~、いまいち解りにくい!
がっくし。



写真で見るより、実際は、もう少し灰色の排気ガスが出ていますが、
施工前に比べると、ぜんぜん黒煙は消えています。

後は、お客様に様子を見ていただくことになりますが、
黒煙の減少には、エコパワーの効果が期待できそうです。


エンジンに元気が無いなぁ、
マフラーから出る黒煙が気になるなぁ、
エンジン音、少し高くなったような気がするなぁ、
こんな時は、是非エコパワーをお試しください。

詳しくはこちらまでお気軽にお問い合わせください。
052-902-3167