あけましておめでとうございます。

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
去年は、皆様からご意見・ご要望、
また、「この修理にはいくらかかったのか?」など、
ご質問をメールでたくさんいただき、とても参考になりました。
ありがとうございます。

皆様からいただいた貴重なアイデアは、新しいサービスとして、どんどん提案させていただきます。楽しみにしていてください。

それでは、今年も、どうぞよろしくお願いいたします。



さて、エンジンがかからない主な原因は、バッテリー上がりです。
特に気温が下がる冬場は、バッテリー上がりは起こり易い季節です。

今回、お客様から、エンジンがかからないので「バッテリージャンピング(救援依頼)」と、
エンジンからキュルキュル音がするので「ベルト調整」のご依頼がありました。
車は、このレガシーワゴン(TA-BH5)です。





詳しく伺うと、バッテリーは一ヶ月ほど前に交換したばかりで、
その時、ベルトがキュルキュル異音がするのでベルトも調整したそうです。

バッテリーへの蓄電は、オルターネーター(ダイナモ)が行います。
このオルタネーターは、ベルトを介してクランクで駆動していますので、バッテリー上がりの原因とベルトのゆるみは大きく関係しています。

ただ、一ヶ月ほど前、「バッテリー交換」と「ベルト調整」したにも関わらず、
同じような症状が起きるとは、ほかにも原因がありそうです。


早速、リフトで車両を持ち上げ、点検したところ、クランクプーリーにゆるみ(ガタ)があります。
クランクプーリーを外すと、





クランクプーリーのセンターホールが広がり、爪の部分が削れています。
下の新品のクランクプーリーと比べると違いが解ると思います。





ちなみに、このクランクプーリーの爪(凹)は、こちらのクランクシャフトの突起部(凸)にはまります。





今回、レガシーワゴン(TA-BH5)のバッテリー上がりは、
クランクプーリー取付ボルトが緩み、そのことでクランクプーリーにガタができ、
そしてファンベルトがゆるんだことで、
バッテリーに電気が蓄電されなかったことが原因でした。

クランクプーりーを交換し、ベルトを調整、バッテリーを充電して完成です。

バッテリーの交換は自分でも出来ますが、
バッテリー上がりの原因を調べるためには、専門的な知識が必要です。
心配な場合は、最寄りの車屋さんで診断してもらいましょう。



エンジンがかからない!バッテリー上がり!バッテリージャンピング!
お気軽にお問い合わせください。
052-902-3167

詳しくは、バッテリージャンピングサービスをご覧ください。