水漏れ直して!


そういってご入庫いただいたのはマツダボンゴバン(TC-SK82VN)です。

原因はこちらのパイプからの水漏れでした。



(ヒーターパイプ交換とあわせてタイミングベルトとウォーターポンプも交換しました。)


もう少し拡大





解り難いですが、パイプの付け根部分に
小さな穴が3っつ空いています。

パイプの内側が錆びてしまったようです。


前回クラウンの水漏れオーバーヒートでもご紹介させていただきましたが、
こうしたパイプが錆びないよう、冷却水には、クーラントという不凍液が入っています。

このクーラント(LLC)は、とても寿命が長いため、定期的に交換する方は少なく、
車検時に、交換しなければ、無交換のまま乗られている方が多いようです。

ただ、一定の期間を過ぎると、極端に性能が落ちるため、
冷却水が錆びてしまい、パイプなどを腐食させ、このように穴があいて水漏れを起こます。

防ぐためには、5年もしくは10万キロぐらいに一度は点検し、クーラントを交換したほうが良いです。
(交換しても車の乗り心地やレスポンスが良くなるものではありません)


ちなみにこのパイプは、こちらのディスキャップの下に付いています。




(新品のヒーターパイプが見えますか?)


水漏れは、オーバーヒートの原因となり、最悪はエンジンを破損させてしまい大きな損害となります。
ヒーターの効きが悪い!
水漏れがある!
こんなときは、修理屋さんに早めに見てもらいましょう。


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