数年、置きっぱなしで放置されたBMW(GH-BX20)が修理のため入庫しました。

エンジンは、ウンともスンとも言わず、レッカーで引き上げてきました。

とりあえず、バッテリーを交換。

キュルキュルキュル エンジンが小気味よく回ります。
・・・が、エンジンがかかりません。

う~ん。

ガソリンが腐ったのかな?
(整備士が使う比喩。実際は酸化)
早速ガソリンタンクとフュ-エルラインのガソリンを抜き、
新しいガソリンを注入。

ブスブスブス、ブル~ン、ブス

おおお、
かかりそうでかかりません。

燃料系に問題がありそうです。
試しに燃圧を図ると、まったく圧があがりません。

燃料ポンプ?!

外したポンプはこれ。






このように、外した燃料ポンプは、サビています。
これはガソリン内の水分とガソリンタンク内の水分が、
長期間放置されていたことで、ガソリンタンクの底に溜まり、
燃料ポンプをサビさせてしまいました。


エンジンがかからなかったのは、バッテリーと、腐った(酸化)燃料と燃料ポンプが原因でした。
長期間放置すると、このように様々な影響を及ぼします。
実際に乗れるようになるまでには、他にも整備が必要となります。


エンジンがかからない!調子が悪い!
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