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バッテリーを替えたばかりなのに、バッテリーが上がる! [エンジンかからない!調子悪い。]

3ヶ月ほど前、

バッテリー交換したのに、また、上がってしまった。

車は平成17年式イプサム。

確かに、バッテリーは新品がついています。
充電量(オルタネーター)を確認すると、正常値。


単なるバッテリー不良なのか???


実は、去年ぐらいから、このようなケースがちょくちょくあります。
この原因についてご紹介したいと思います。


このイプサムの形式は、DBA-ACM21Wです。
「DBA-」とは、いわゆるエコカー(四つ星)です。

エコカーの多くには、燃費を向上させるために、「充電制御」とか「発電電圧可変制御」といった充電制御システムを搭載している車両があります。
これは、オルタネーター(充電器)の発電を制御することで、エンジン負荷を軽減し、燃費を向上させるシステムです。(近年発売のエコカーには多く採用されています)

解りやすくいうと、
これまでの充電器は、エンジンが始動して、停止する間、常に充電していました。
でも、充電制御車は、充電したり、しなかったりします。


例えば、近くに買い物に行くだけ!
こんな、ちょいのり車のエコカー(充電制御車)は、バッテリーへの充電時間が短くなり、
バッテリー上がりを起こしやすくなります。

そこで、短い時間で充電が可能になる。
充電受入性に優れた
充電制御車専用バッテリーが必要になります。


そうです!! 
今回イプサムのバッテリー上がりは、
充電制御車にも関わらず、標準バッテリーを取り付けたことに原因がありました。
よって、充電制御車専用バッテリーに交換し、問題は解決しました。


でも、ここで、少し疑問が生じます!
もともと、このイプサムには、充電制御車専用バッテリーがついていたのか?
もし、ついていたら、交換した側のミスも考えられます。

実は、充電制御車には、新車時、ほとんど場合、標準バッテリーがついています。
新車時は標準バッテリーでも問題ないのに、
数年たつと、充電制御車専用バッテリーに交換したほうがいい訳とは?

新車時は、充電システム、電気回路が新品ですので、無駄な抵抗などが起こりません。
しかし、数年たつと、配線や電子機械に抵抗が発生し、
オルタネーターからの発電電圧に負荷がかかり、バッテリーへの充電が低下することが考えられています。
ですので、エコカーの多くは、バッテリー交換時、この充電制御車専用バッテリーに交換しておくと、
短い時間で充電を可能にしますので、バッテリー上がりを起こしにくくします。


エコRバッテリー.JPG


ちなみに、GSユアサでは、赤いケースが標準車バッテリーで、緑色のケースが充電制御車専用バッテリーです。


もしも、三ツ星や四つ星などのエコカーなら、充電制御車の可能性が高いです。
バッテリーが弱い!バッテリーが上がった!
こんなときは、充電制御車の確認もあわせて、
正しくバッテリーを選び交換を行いましょう。

(エコカーは、必ず充電制御車専用バッテリーを付けなければいけない!という訳ではなく、付けたほうがより安心だということでご理解ください。)

バッテリー上がりについてはこちらから!!
052-902-3167









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