特集記事「オイル交換を怠ると!」を見たお客様より、

「同じような症状になっていて、エンジン載せ替えが必要だといわれてるんです。#59123;」
こんなお問い合わせがありました。


エンジンオイルの交換をついつい忘れて、
気付いたら「オイルランプ」の警告灯が点灯していた。

こうした場合は症状によって修理方法は変わります。
エンジンオイル警告灯が点灯したとき、
エンジンの音が大きい場合(カン・カンといった金属音がする)
・・・・と、
エンジンの音が通常と変わらす、静かな場合です。

エンジン音が大きい場合、特に金属音が出ているような場合は、エンジンを載せ替えたほうが安心です。
エンジン音が小さい場合(通常と変わらない場合)は、エンジンへのダメージが小さいと考えられます。
そこで、こうした場合には、修理方法を3パターンほど提案させていただきます。
1、エンジンを載せ替える(リサイクル品・リビルト品・新品交換)
2、ヘッドカバーとオイルバンを外して洗浄する。
3、エンジンに洗浄剤を入れて洗浄した後、エンジンオイル交換する。


今日ご紹介するのは、マツダのアクセラ(DBA-BLEFW)です。
エンジンフィラーキャップを外して中をのぞいてみましょう。



どうですか、解りますか?
エンジンオイルの粘土が高まって、グリス状に固着しています。



オイルを抜いてみると、
どろどろになったエンジンオイルが1.5リットルほど出てきました。
(通常は3.5リットルぐらいは抜けて来ます)


これを見ると、エンジン載せ替えたほうが安心ですが、
エンジン音はそれほど大きくありません。

そこで、今回は、エンジン洗浄剤をエンジン内に注入し、
30分エンジンを回して洗浄してから抜き取り、すすぎの為 再度エンジンオイルを注入、そして交換。
こうしたことを繰り返しエンジン内の汚れを簡易的に取り除きました。
(もちろんこの方法では、汚れは完璧に取り除くことはできません)

結果、エンジンオイル警告灯は消え、エンジン音も小さくなり、レスポンスも良さそうです。
完璧な修理方法ではありませんが、しばらくの間はこれで様子を見ていただきます。


エンジンオイルの交換を怠って!
もしもオイル警告灯が付いてしまったら、こんな時はお気軽にお問い合わせください。
052-902-3167