「信号待ちで止まりそう、大丈夫かなあ。」
電話のむこうで、エンジンがバタついている様子が伺えます。

詳しく聞くと、少し前からアイドリング不調で、何度も交差点でエンストしてしまうそうです。
今は、エンジンが止まってもすぐかかるのでいいけど、
いつ何時、エンジンがかからなくなるといけないから、心配なので見てほしいとのこと。

状態はかなりひどく、よくこんな状態で乗っていられたなぁと感心するほどです。
診断に時間がかかることを説明し、しばらく入院することになりました。



ポロは、平成11年式で距離11万キロです。
診断の結果、スロットルポジションセンサーの不良だと解りました。
このお車は、オイル交換等はまめに行っていますが、点火系等の整備は行われておりません。
そこで、一緒に点火系の消耗品等も交換することをお勧めしました。
もちろん、その前に、エコカー減税もありましたし、そろそろ車も買換え時ではないかと提案しました。
・・・がこのご時世、もうしばらく乗ることに決め、しっかり整備することにしました。


まずはスロットルスロットルポジションセンサーを外します。


インテークマニホルドも分解して掃除します。


ついでにインジェクターも噴き出し部分を掃除し、エアーで汚れを飛ばします。


最後は、組み付けて完成。


点火系のプラグやプラグコードも同時交換です。
あとは、コンピューターでアイドリングを調整して完成。

アイドリングの安定し、乗りやすくなりました。