びっくり!突然エンジンから白い煙が。

そんなことが起きたら、何事かとびっくりしますよね。
車は、クラウン(JZS155)です。

エンジンルームを恐る恐る開けると、



なんじゃこりゃ、

エンジンルームに茶色の液体が飛び散っています。

良く見ると、



ラジエーターのアッパーホースが破裂し、中の冷却水が飛び散ってしまったようです。
(上の写真は、ホースを外し、錆び水を流しているところです。)

冷却水は、通常、クーラントといいう不凍液が入っています。
クーラントは、トヨタ車の場合、赤色
ニッサン車の場合は、緑色です。

クーラントの役割は主に、水が凍らないようにすること、そして、錆びないようにすることです。

では、一体この茶色は何でしょう。

これは、クーラントの機能が低下し、錆びが発生したために、冷却水が錆び色に変色してしまっているのです。

なぜ、このようなことが起きるのでしょうか。

それは、冷却水(クーラント)を定期的に交換しなかったからだと考えられます。

錆びが一旦出てしまうと、ホースの内側などに付着し、冷却機能を低下させてしまいます。
さらに、錆びは、ラジエーターやヒーターコアを詰まらし、オーバーヒートやヒーターが効かない原因になります。

こうならないためには、定期的(2年から3年)に冷却水(クーラント)の交換が必要です。
(今の車ですと、ロングライフクーラントが入っていますので、10万キロ以上持つといわれています。)

新車から、7年から8年経ったお車で、クーラント交換(冷却水)をされていないのであれば、
冬が来る前にメンテナンスしておくと安心です。

PS、
ちなみに、ここまで錆びてしまうと、
冷却機能の完全回復には相当な費用が発生してしまいます。
そうなる前に、冷却水(クーラント)の交換は2年~3年毎しておきましょうね。



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