夕方になると寒さを感じるぐらい、秋も深まりつつあります。
もうエアコンをかけることは無くなりました。


でも、この季節、涼しい日が何日か続いて、急に温度が上がると、
エアコン修理がバタバタと入ってきます。

今日、ご紹介するのは、同じに日に入庫した、
ハイエースワゴン(KD-KZH106W)とマークⅡワゴン(E-GX70G)のエアコン修理についてです。


それでは、ハイエースワゴン(KD-KZH106W)から見てみましょう!



エアコンの診断結果は、ガス漏れです。

どこから漏れているのかといいますと、

下の写真
クーラーコンプレッサーから出ている高圧パイプです。



赤枠で囲ってある部分、
なんかパイプがすれていますよね。

実はこの部分、



このように配線がバンドで留めてありました。
年数がたち、振動で、配線が擦れ、パイプを削ってしまったようです。

外したパイプをご覧ください。



ここから、クーラーガスが漏れていたのが原因です。
距離が20万キロを超えていますので、エンジンマウントなんかも損傷し、
エンジンをかけた時の振動が大きくなっています。
こうした振動によって、配線とパイプが擦れ、徐々に穴があいてしまったと考えられます。


次は、マークⅡワゴン(E-GX70G)です。



このマークⅡワゴンも、めっきり見ることが無くなりました。
懐かしい部類に入ります。


エアコン診断の結果、ガスのつまりが判明。

原因はエバポレーターとエキスパンションバルブです。

車検証入れグローボックスの奥にあります。




中から出てきたのがこちら、



エバポレーターにゴミがつまり、嫌な匂いも発しています。
これも長年の産物でしょうか?

ここまで汚れが酷いと、風の出も悪いはず。
エバポレーターとエキスパンションバルブを交換し無事完成。



9月、10月になって、エアコン修理はめっきり減りました。
今年中のエアコン修理は、あと数台で終わるでしょう!

そろそろ「エアコン診断器」も奥にしまう時が来たようです。
来年もまた頼むね。



エアコン修理について詳しくはこちら!!