プジョー406(GH-D9L4)のタイミングベルト交換です。
このプジョーのタイミングベルト交換は、通常と少し違う点があります。
それは、下の写真、
クランクについている、タイミングギアがフリーに回ってしまう点です。
通常、クランクプーリーを外し、1番圧縮上死点にあわせてタイミングベルトを組み付けます。
・・・が、
この時、このプジョーは、クランクのタイミングギアが空回りするため、
位置がずれてしまいます。
国産車と同じような感じで、タイミグベルトを交換すると、
位置がずれてしまい、
最悪は、この状態で、メーカーに持ち込まなくてはいけなくなる恐れがあります。
(ずれたまま組み付けてしまうと、エンジンが壊れてしまいます。)
このため、このプジョーの場合は、SSTタイミングツールがあるんです。
自分で交換する場合は、気を付けましょうね。
さて、交換部品はこちらです。
タイミングベルト、テンショナー、ベアリング、ウォーターポンプです。
タイミングベルトは、こんな感じで 細かな亀裂が入っています。
このタイミングベルトが切れてしまうと、エンジン載せ替えになり 大出費。
ですので、早め早めに交換すると良いんですよ。
タイミングベルト交換!国産乗用車の目安は10万キロです。
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