エンジンオイルの交換は、大切なことだと解っていても、
交換距離を超えてしまったり忘れちゃったりすること、ありますよね?

でも車にとってオイルの交換はとても重要なこと。
エンジオイルの交換を忘れた為に、エンジンから音が出て、エンジンを載せ替えなければならなかったり、
最悪は、廃車になることだってあるんです。

 

これからご紹介させていただく車はトヨタのイスト(UA-NCP60)です。
距離は88000㎞。

エンジンオイルの交換を忘れたため、
エンジンが温まるとエンジンから音が出て警告灯が点滅します。



オイルキャップには、古くなったエンジンオイルが固形化して付着しています。

オイルコントロールバルブを外してみてみましょう。



固形化したオイルがバルブの動きを邪魔して、
油圧が正常にかかっていません。


洗浄できるものは洗浄して、エンジンの作動をチェックしてみましたが、
やはり、エンジンが温まると、カンカンという金属音がエンジンブロックから伝わってきます。

エンジンオイル交換を怠ったため、オイルラインが詰まっているようです。
このままでは、エンジンが焼き付きを起こして動かなくなります。

修理するには、エンジンをオーバーホールするか載せ替えるしかありません。
お客様と相談した結果、リサイクルエンジンに載せ替えることになりました。

早速、エンジンを下します。



中古で取り寄せたエンジンは、距離32000㎞の物。



ミッションなどの機能部品は組み替え、
あわせてクランクシールやウォーターポンプ・サーモスタットなどの消耗品は交換します。



さぁ、エンジンが載せ替えられました。
後は、試乗して点検したら完成です。


エンジンオイルの交換って、少し面倒かもしれませんが、忘れずに、
半年に1度、もしくは3,000㎞~5,000㎞で定期的に交換してくださいね。


エンジンからカンカン異音がする!
オイルの警告灯が点灯する!
こんな時はお気軽にお問合せください。
052-902-3167


エンジン載せ替えについて詳しくはこちら。

エンジンオイル交換について詳しくはこちら。

エンジンオイル交換を怠ると!特集記事はこちら。