「クラッチのつながる位置がだいぶ上」


車検整備と一緒にクラッチのご相談。
入庫いただいたの86(DBA-ZN6)です。


クラッチ機構が痛んでくると、症状の一つとして「つながりが上のほうに」なる事があります。
距離も10万キロ超えていますので、車検整備と一緒にクラッチもオーバーホールさせていただきました。



さて、ミッッションを下ろして診てみると・・・





クラッチディスクは減っていますが、
クラッチのつながりが上になる原因は別にありそうです。






これはクラッチのベアリングです。
クラッチのつながりが上になるのは、このベアリングの動きが悪いことが原因でした。
汚れが付着し動きが重たくなっています。





 


クラッチベアリングを交換しグリスを塗布すると
動きがとてもスムーズになりました。






せっかくミッションを下ろしたので、
エンジンのクランクリアシールもあわせて交換して作業完了です。



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