台風が近づいているということで、雨と風が激しくなってきました。#58947;

そんな中、タイミングベルト交換です。

タイミングベルトは、エンジンにとって大切なベルトです。
今は、音が静かなタイミング「ベルト」が主流ですが、その昔は、タイミング「チェーン」でした。
このタイミングベルトは、切れると、エンジンを破損させてしまう恐れがありますので、国産車メーカーでは、10万キロ目安に交換することを推奨しているようです。

それでは、タイミングベルトはどこについているのか見てみましょう。

エンジンルームを開けます。



そして、エンジン前回りについているラジエータやファンベルト、クーラーベルトなどを外し、
フロントのタイミングケースを外すと出てきます。

下の写真は、ちょうどタイミングベルトを外し、ウォーターポンプを交換しているところです。



右側でぶら下がっているのが取り外したタイミングベルトです。

このようにタイミングベルト交換では、エンジン前回りを分解します。
ここは、通常の車検や1年点検などでは、確認しない個所となります。

タイミングベルト交換後、ウォーターポンプからの水漏れや、
クランクシール、カムシールといったシール類からのオイル漏れが起きると、
さらに、倍の技術料がかかってしまいますので、ついでに、他の消耗品も交換することお勧めしています。

今回、あわせて交換する部品はこれ!



こちらが交換する新品パーツです。



部品を囲んでいるのがタイミングベルトです。
二つ丸いのがありますが、それがクランクシールとカムシールになります。
その左横がサーモスタット、
右横がオートテンショナー
そして奥が、ベアリングです。
その他に、ウォーターポンプを交換します。

ちなみに、下の写真がクランクシャフトの先になります。
このギザギザの奥にクランクシールが隠れています。



そして、外したラジエーターがこちら!
結構、ゴミや汚れが付着しています。
このままですと冷却効率が下がり、オーバーヒートやクーラーの効きが悪い!
といったことにつながりますので、こちらも洗浄して組付けます。



タイミングベルトを交換するということは、
車をまだまだ乗られるということだと思います。
せっかくなので、他の消耗品も交換しておくといいでしょう。

タイミングベルト交換についてはこちら!!