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ブレーキローターはこうやって研磨する|RX-7(FD3S) [ブレーキ]
弊社ホームページのブレーキページからは、
1、ブレーキパットの交換について、
2、ブレーキローターについて、
ちょくちょくお問合せをいただきます。
特にブレーキローターのジャダーについては、質問も多く寄せられます。
(ブレーキジャダーとは、80kmぐらいでブレーキを踏むとハンドルがぶれる症状です。)
ブレーキジャダーを直すには、主にブレーキローターを交換もしくは研磨する必要があります。
(あわせて、ブレーキパット交換や、パットの当たり調整が必要)
通常、ひずみがよほど大きくない限り、1回はローター研磨が可能です。
交換に比べお値打ちですし、1回ひずんだローターを研磨しますので、新品に比べると歪み難くなります。
今日は、このブレーキローター研磨にスポットをあて、ご紹介したいと思います。
これは、マツダRX-7(FD3S)のリアーブレーキです。
今回は、ブレーキジャダの修理ではありませんが、
ブレーキパットが減り交換のために入庫いただきました。
見ると、ローターのひずみと、焼けが酷いので研磨を勧めた次第です。
この下の写真は、ブレーキローターとブレーキキャリパーが取り外された状態です。
パットも限界まで減っています。
こちらが、これから研磨するブレーキローターです。
ブレーキのパットが当たっていない個所は、錆び錆びです。
良く見るとローターに段付きがあります。
このまま研磨せずにバットを交換すると、ローターとの接地面が狭まるのでブレーキの効きが悪くなり制動力が落ちてしまいます。
そこで、ローターにしっかりブレーキがあたるよう、ブレーキローターを研磨します。
まずは、サンドブラストという機械でローターにこびり付いた錆びを落とします。
サンドブラストでは、砂をローターに吹き付けますので、フィンの中まで綺麗に錆びが落とせます。
(ちなみに、ブレーキキャリパー塗装時、ローターも塗装することがありますが、この状態にしてから塗装します。)
さぁ、錆びが落ち綺麗になりました。
次に、いよいよ研磨です。
これが研磨機!
この研磨機にローターを2枚ともセットし、研磨開始。
まずはローターの淵についている段付きを削ります。
そして、奥から手前にゆっくりとローターを研磨していきます。
下の写真を見てください!
奥のローターは綺麗に研磨できていますが、
手前のローターに黒光したラインがあるの解りますか?
写真では少し解り難いのですが、こうしたラインが4本ほど入っています。
これは、ローターが歪んでいるため、研磨機の歯が当たっていないからです。
そこで、もう一度研磨します。
そうすると、綺麗に研磨できました。
後は、ペーパーで表面をならし完成です。
さて、ブレーキローターはどこまで削って良いか?ですが、
この数字が規定値になります。
ローターによって様々ですが、このローターの場合は、18mmまでです。
ノギスで確認、18.8mm!範囲内です。
このローターは、もとは20mmですので、1.2mm削ったことになりますね。
このように、ブレーキのローターは研磨も可能です。
今後のブレーキメンテナンスの参考にしてください。
ブレーキについてはこちら!!
1、ブレーキパットの交換について、
2、ブレーキローターについて、
ちょくちょくお問合せをいただきます。
特にブレーキローターのジャダーについては、質問も多く寄せられます。
(ブレーキジャダーとは、80kmぐらいでブレーキを踏むとハンドルがぶれる症状です。)
ブレーキジャダーを直すには、主にブレーキローターを交換もしくは研磨する必要があります。
(あわせて、ブレーキパット交換や、パットの当たり調整が必要)
通常、ひずみがよほど大きくない限り、1回はローター研磨が可能です。
交換に比べお値打ちですし、1回ひずんだローターを研磨しますので、新品に比べると歪み難くなります。
今日は、このブレーキローター研磨にスポットをあて、ご紹介したいと思います。
これは、マツダRX-7(FD3S)のリアーブレーキです。
今回は、ブレーキジャダの修理ではありませんが、
ブレーキパットが減り交換のために入庫いただきました。
見ると、ローターのひずみと、焼けが酷いので研磨を勧めた次第です。
この下の写真は、ブレーキローターとブレーキキャリパーが取り外された状態です。
パットも限界まで減っています。
こちらが、これから研磨するブレーキローターです。
ブレーキのパットが当たっていない個所は、錆び錆びです。
良く見るとローターに段付きがあります。
このまま研磨せずにバットを交換すると、ローターとの接地面が狭まるのでブレーキの効きが悪くなり制動力が落ちてしまいます。
そこで、ローターにしっかりブレーキがあたるよう、ブレーキローターを研磨します。
まずは、サンドブラストという機械でローターにこびり付いた錆びを落とします。
サンドブラストでは、砂をローターに吹き付けますので、フィンの中まで綺麗に錆びが落とせます。
(ちなみに、ブレーキキャリパー塗装時、ローターも塗装することがありますが、この状態にしてから塗装します。)
さぁ、錆びが落ち綺麗になりました。
次に、いよいよ研磨です。
これが研磨機!
この研磨機にローターを2枚ともセットし、研磨開始。
まずはローターの淵についている段付きを削ります。
そして、奥から手前にゆっくりとローターを研磨していきます。
下の写真を見てください!
奥のローターは綺麗に研磨できていますが、
手前のローターに黒光したラインがあるの解りますか?
写真では少し解り難いのですが、こうしたラインが4本ほど入っています。
これは、ローターが歪んでいるため、研磨機の歯が当たっていないからです。
そこで、もう一度研磨します。
そうすると、綺麗に研磨できました。
後は、ペーパーで表面をならし完成です。
さて、ブレーキローターはどこまで削って良いか?ですが、
この数字が規定値になります。
ローターによって様々ですが、このローターの場合は、18mmまでです。
ノギスで確認、18.8mm!範囲内です。
このローターは、もとは20mmですので、1.2mm削ったことになりますね。
このように、ブレーキのローターは研磨も可能です。
今後のブレーキメンテナンスの参考にしてください。
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〒462-0011愛知県名古屋市北区五反田町83
フリーダイヤル 0120-142857
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