平成25年9月3日4日名古屋豪雨による冠水車修理|パート5(ムーブ・DBA-L175S) [車内クリーニング・冠水車]
ここ数年、大雨による冠水車の被害が全国で起きています。
パート1、パート2、パート3、パート4に引き続き、
平成25年9月3日4日に起きた名古屋豪雨による水害車の修理・診断を一部ご紹介させていただきます。
水害被害にあったときの参考にしていただけましたら幸いです。
車は、平成19年式ムーブ(DBA-L175S・「車両保険100万加入」)です。
自宅前で冠水したとのこと。
車は少し前のめりに停車していました。
痕跡を見ると、水が浸かった位置は、こんな感じです。
(フロントバンパーグリルから斜めに・・・)
ですから、フロントのカーペットは濡れていますが、リアーカーペットは濡れていません。
エンジンやミッションにも水は入っていません。
お客様の要望は、距離も9万キロを超えてることと、
車内の臭い匂い(水害によって匂いが出ています)が気になることもあって、
出来れば全損にしたいとの意向です。
解りました。できる限りのことはします!
ということで、一旦お預かりし、保険会社と打ち合わせ(協定)することになりました。
結局、
100万の全損には届きませんでしたが、
80万を超えるぐらいの金額で協定できました。
(保険会社によって水害修理に対する考え方は違いますし、当社としても修理見積もりに対する根拠を示す必要がありますので、全ての「保険会社・冠水車修理」で同じような協定が出来るとは限りません。)
そして車はどうなったかというと、
車は修理せず、この状態で買い取り業者に引き取っていただき、
お客様は、保険金を頭金にして車を買い替えられました。
水害にあった場合、「修理しようか?買い替えようか?どうしたらいいのか?」
とにかく悩むと思います。
当社では、過去2回の水害経験から、お客様が判断しやすい材料を提供し、
お客さの意向も伺いながら、一緒に答えを導き出せるよう努めています。
水害被害にあったらお気軽にお問い合わせください。
(相談だけでも受け付けます)
052-902-3167
<冠水修理>
パート1(BMWミニ)、
パート2(ボルボV70)
パート3(BMW320i)
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パート5(ムーブ)
パート6(ノート)